住宅ローン返済の途中で、余裕資金を繰上げ返済に充てるといったお客様が多くいらっしゃいます。今、多くの金融機関ではインターネットバンキングで繰上げ返済を申込むと手数料無料となっていますので、まとまった金額またはこまめに繰上げ返済を活用するのもよろしいかと思います。
繰上げ返済に充てた金額は元金に充当されるため、それに対する利息が軽減されるといった効果があります。
繰上げ返済には3種類ございます。
①期間短縮型
元金が減った分、住宅ローン返済期間が短くなります。
②返済額軽減型
元金が減った分、毎月の住宅ローン返済額が低くなります。
③全額繰上げ返済
売却や他の金融機関への借換え等で住宅ローン残額を一括で返済します。
①・②は多くの金融機関では手数料無料で申込めますが、③は一般的には金融機関の窓口で 申込むとともに手数料が発生する場合があります。
繰上げ返済のポイントをまとめてみました。
- インターネットバンキングや窓口で繰上げ返済のシュミレーションをすることができますので、何年短縮されるのか・毎月返済がいくら下がるのか・利息軽減効果はどれくらいか等を算出してから申込みを行う。
- 10年間の住宅ローン減税とのバランスをみながら行う。住宅ローン減税は年末の残高に対し1%が還付されます。繰上げ返済により残高が少なくなると還付金が少なくなる場合があります。
- 購入時に金融機関諸費用として保証料を一括で前払いしている方は、期間短縮により保証料の一部が戻ってくる場合があります。
- 住宅ローン借入時に一般的には団体信用生命保険に加入しますので、それを保障と考えると保障期間が短くなる。
以上の点に注意し、あくまで余裕資金で繰上げ返済・住宅ローンの見直しをしてみてはいかがでしょうか。
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